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メインテナンス

当院の診療メニューの中でも力を入れているところがメインテナンスです。そのメインテナンスとは何なのでしょうか?

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そもそもメインテナンスとは

歯のメインテナンスは、お口の中を健康な状態に保たれているか定期的に確認することです。

小中学生のうちは、学校で1年に1回歯科検診を受けるため、自覚症状がない初期のトラブルも発見できることがあります。しかし、大人になると痛みなどの自覚症状を感じなければ歯科医院へ行く方は多くないため、治療を受けるときにはすでに虫歯・歯周病が進行し歯の寿命を縮めているのです。​

最近では、認知症や寝たきりといった問題に、お口や歯の健康が深く関わっていることが分かってきました。また歯の本数が0~4本の人は、20本以上ある人に比べ、年間医療費が19万円高いという結果からもお口の健康と歯の健康が深く関わっていることがわかります。

メインテナンスを受けていれば、虫歯や歯周病などのトラブルが起こってしまったとしても、初期の段階で発見できるため、治療による歯のダメージが小さく、歯の寿命を伸ばすことが可能になるのです。しかし残念なことに日本の一般的な歯科医院のメンテナンスは車で例えると洗車つまり表面の汚れを取るだけです。それではメンテナンスを受けていてもお口の健康を守ることはできません。当院のメンテナンスは違います。車で例えると車検です。細部まで点検診査を行い口の健康を長期に渡り維持することが可能になります。

残存歯数年間医療費とメインテナンスイメージ
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メインテナンスで行うこと

✓お口の中のトラブル(虫歯・歯周病・かみ合わせ・粘膜)のチェック

✓治療歯・全身疾患の経過観察

✓染め出しによる汚れのチェック

✓セルフケア方法の確認

✓歯垢・歯石の除去

✓高濃度フッ素塗布

✓本日の治療内容の確認

✓今後の治療内容の提案・確認                                                       ※必要に応じてレントゲン・口腔内写真撮影をさせていただきます。

メインテナンス
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歯だけではなく、健康にも非常に重要

>歯周病と関係があると報告がある病気
歯のメインテナンスを受けることは、お口の中を健康に保つだけではなく、身体の健康にも非常に重要です。

糖尿病患者に歯周病の治療を行うと、過去3ヶ月の血糖値の平均値HbA1cに値に改善が見られたという報告があります。最近の研究では、その他にもさまざまな病気が歯周病と関係していることが明らかになってきています。
心疾患
慢性腎臓病
呼吸器疾患
骨粗鬆症
関節リウマチ
悪性新生物(がん)
早産・低体重児出産
認知症
これらの中にはまだ歯周病との関係性が十分証明されていないものもありますが、お口の中の健康を維持するとこは身体の健康維持にとっても重要であることといえるでしょう。

歯周病治療による糖尿病の改善
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継続して続けることが大事

メインテナンスの有用性

治療を受けた半年後に1回見てもらうとかではなく、大切なことはメインテナンスを続けることです。メインテナンスを受ける間隔は、リスクによって変わります。リスクが高ければ期間が短くリスクが低ければ期間が長くなります。

健康診断は1年に1回受けるのが普通です。しかし、歯のメインテナンスは期間が開いてしまうと、その間に虫歯や歯周病は重篤化します。虫歯を1年間も放置することにより歯の神経の治療をしなければいけなくなってしまうと歯の寿命を短くします。

しかし、メインテナンスを受けていればそもそもお口の中の環境が虫歯や歯周病になりにくい状態を維持しているため、虫歯や歯周病で歯を失う可能性は低いでしょう。

メインテナンスを続けることで予防・早期発見・早期治療が実現し、一生自分の歯で食事できることにつながっていきます。
 
山形県酒田市にある日吉歯科診療所(熊谷崇先生)では、これまで40年の長期にわたり、定期的で継続的なメインテナンスを行ってきました。その結果、成人の場合は、長期にわたりメインテナンスを継続している人は、治療後の抜歯率が非常に低く、20年以上メインテンスを継続している人については、80歳での残存歯数が平均15.7本で、厚労省の歯科実態調査における80歳の平均残存歯数6.8本より、9本も多く残っています。 こうした取り組みは、様々な論文になり、海外においてもその成果は注目されています。 大月歯科医院も日吉歯科の取り組みをお手本にしています。

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